みあげしのブログ

世間知らずが世間を知るまで

〜哲学〜 まとめ

こんばんは!先週のゼミで哲学が最終回だったので、今日はそれをまとめていきたいと思います。

 

まずは、前回、

「知識や価値観は一度身につくと消えなくて他の見え方が出来なくなる」

という話があって、知識や価値観にマイナスなイメージが付いてしまったのでは、と須長さんが補足で説明してくださったのでそのお話を。

 

知識や価値観はネガティブな言葉ではなく

前に進むハシゴ

だそうです!

 

前回は知識や価値観で凝り固まった投げない鎧

を脱ぐ鍵が「問い」であると言われましたが、問いをたてていざ考えようとなった時、知識がなかったら結局狭い考えしかできないですよね?

先週行った就活ガイダンスで、

「自分の知ってる会社や業者からしか選択できない」という話がありました。

つまり、知識がないと選択肢は広がりません!

必要な状況があるならその前から準備しておかなきゃです。

 

先週脱げない鎧の話を書いてる時、

でも知らないことは怖いから知識や価値観をマイナスばかりに捉えるのはいけないよな、固い考えになってしまうのはいけないけど知識を得るのは考えを広げる上で大切だし、、

って思ったけど

まあ極端にならないようにすればいいかな

って流しちゃって、今回改めて補足していただいて、自分ってこういうとこが深掘り出来てないよなと思いました。

 

知らないことが怖いって、なんで怖いんだろう?とかもね、深掘り出来るよね。

今はちょっと脱線しすぎちゃうからやめとこう。

 

 

次はなるほど確かにー!の話。

「答えのない問い」に対して、答えを出さずに問い続けることは大切ではないということです。皆ここの話書いてるんですけど、私も凄く納得して。

須長さんは結論を出さないことを「安全な殻」と表現されていて、なるほどと思ったんです。

答えがないからって考えっぱなしにして結論を出さないって、まあ楽ですよね。

でも結論を出さないと語り合うことも出来ないで、自分の考えも壊せずに広がらないですよね。

それから「ああ、アレね」と思考をアレ化してしまうと考えることをストップしてしまってコレも良くないです。

 

脱げない鎧とか前に進むハシゴとか安全な殻とか、もう表現が的確で凄かった〜、この比喩のおかげでイメージがしやすかったです🙇‍♂️🌟

 

 

 

 

もう一つ、頑固な利己主義おじいさんに賛成出来ない自分の考えをどう表せばいいのか先週まで分からなかったのですが、今回の振り返りでスッキリしたのでそのお話。

 

私はおじいさんの言いたいことも分かるけど、全部が全部利己主義って片付けるのは違うじゃん!という考えでした。でもうまく反論出来なくて困っていました。コレで解決↓

 

✔️利己主義は後付けの解釈でしかない

自分は咄嗟に自分の子供を助けて、後でそれが利己主義だったって言われるのはおかしい!

なんでおかしいって言えるかというと、咄嗟に助けた時の気持ちを利己主義者によって断定された動機(=それも自分の為だったんだよ)が真の動機という根拠はどこにあるんですか?って話なんです。

あの話に出てきたおじいさんは凄く頑固だったからもう利己主義の道しか見えてなかったです。

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でも1つのものを見るにしても色んな見方や考え方が出来ます!

色んな方向から考えるためにも知識を増やして選択肢を広げること、意見交換をすることが必要なんですよね、さっきの話に戻りますけども。

 

 

 

 

✔️大事なのは「正しい根拠」ではなく、「間違っている証拠」

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話のおじいさんは、「でもそれだって利己主義だもん」と全部ぜんぶ理屈で吸収していました。

でもそれって「利己的」という概念を拡張していて、意味が薄れているんです。

本質的な利己の意味が薄れてしまうんです。

 

こういうことが起きちゃったらこの理論は間違ってると言うしかないです、っていう間違っている根拠(弱み)を提示することで、まともなことを言っている証になる。

すべてを説明できる理論はおかしいんだ!

なんでもかんでもこじつけてから理屈っぽいんだ!

うわーースッキリ、おじいさんに言ってやりたい。

 

 

最後に森田先生からお題を頂いて、グループで話しあったのでそのお話を。

お題は、

体験や経験を通じて成長出来る人ってどんな人?

でした。

初めに出たのは、

体験や経験を通して気づき学びを得て、それを活かしてその後行動できる人

でした。

変われたら成長するよね、体験や経験からなにかを受け入れようとする素直さがある人は成長するよね、と色んな意見も出てきました。

でも話をしていくなかで、

そもそも成長って何?

という話に。

ん、確かに成長って説明しろって言われると、難しい、、。

皆で迷っていると、テストの結果が悪くなったしまった時、それは成長してないというのか?

という問いが。

 

私はすぐに、成長してないわけない!と思いました。

私は高校時代剣道をしていたのですが、勝つためにキツい稽古でも声を出したり行動で皆を引っ張っりながら稽古のポイントを抑えて力をつけていました。先生に1番にかかりにいって指導を受けて自分の悪いところを改善しようと努力していました。

その結果いい事ばかりではなく、負けたり目標を達成出来なかったりもしましたが、でもそれで成長しなかったとか残念だとかは思ったことはありません。

キツい稽古を乗り越えたことで精神力や忍耐力は強くなったし、毎日稽古することで、技術力も力も確実に上がりました。

結果負けたにしてもその試合の内容を見てみると稽古してきたところが活きていたり、自分の弱点が出ることが少なくなったりと良い内容になっているのです。

それが成長だと思っていました。

 

思わず語ってしまいました。😅

 

 

何が成長?と言われたらアレもコレもと沢山出てきます。

何が成長なのか、だけではなく、

何が成長ではないのか

成長出来ない人って?

と逆を考えると違う角度から考えれてより深い結論に至れるということも学び、終わりました。

 

 

 

この3週間で沢山頭使って考えて、ぐるぐる悩んで、その考える時間が楽しかったです!

これまで考え方が分からないことが多々あったから、考えるプロセスを学ぶことができて良かったです!自分は創造性が皆無で頑固なところがあるので、今回学んだ適切な問いの立て方や考え方を出来るように意識していこうと思います!

おしまい!