みあげしのブログ

世間知らずが世間を知るまで

教養祭り第4弾 ~音楽~ 君は素晴らしい‼

こんにちは!テスト勉強の気分転換に書こうと思っていたのに、想定の10倍くらい勉強がはかどらず、単位も落としかける結果になってしまいました、、こんなの初めてでショックですが、ブログの更新も遅くなってしまったので気を取り直して頑張っていこうと思います。

 

7/13に長崎大学の西田先生に音楽のワークショップをしていただきました。

長崎大学までの行き道は土砂降りのなか一緒のバスに乗ってたメンバーで15分くらい歩いて、シャワー浴びたのかってくらいにびっしょびしょになりました🌧

今振り返ればいい思い出ですが、あの時はデニムがべったり足に張り付いて気持ち悪かったです💦

 

 

さて、音楽がテーマということで、ゼミ生の多くの人はめっちゃ楽しみ!!

と言っていたのですが、私は音楽が得意ではなくて、楽器とか演奏するんかな、ピアノも弾けないのにどうしよう、、と不安が大きかったです。

そんな私の音楽のマインドマップはこちら

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広がりがない!!ほかのグループのマインドマップはめちゃくちゃ枝分かれしててびっくりした。私の音楽の意識は嫌いではないけど自分から積極的には取り入れないものでした。

 

 

こんな不安な気持ちで参加したのですが、杞憂でした。

ワークショップでは、みんなで輪になってフルーツを渡しながらリズムとってみたり、手足でリズムをとってみたり、いろんな楽器を自由に使ってみたりして、幼稚園生でもできるようなことをしました。これが楽しい楽しい!

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その場にいる人それぞれが自由にリズムをとってそれが合わさって一つの音楽になっていく、その場にいる人じゃないとわからない楽しさがありました。

しかもこの空間には正解もなければ間違いもない!遅いリズムでも速いリズムでもどんな音でもオッケイ!

これまでは音楽は才能だと思ってて、楽器を弾ける人がリズムをとるのがうまいし、歌がうまい人が音楽が得意な人だと思っていたけど、そんなことはなくて、人それぞれ違う個性があるのがいいんだなと思いました。

 

私はつい正解を探してしまうというか、何にでも正解があると思ってしまいがちなところがあるのですが、正解を求めようとしないで音楽のように自由に楽に考えてもいいのかなと思いました。

こんなのもいいんじゃない?!ありなんじゃない?!やっちゃえ!の気持ち。

 

 

 

 

グループになって4種類のカードを組み合わせてリズムを作りつつ間に振り付けや声掛けのパフォーマンスを入れて音楽するワークもしました。

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中間発表で他グループのパフォーマンスに刺激を受けてもっと自分たちのパフォーマンスをよくしようとしてみんなで夢中になってました。

はたから見たらおかしな状況だと思うけど、あのときは恥ずかしいとか何も考えてなかったです。

何のためとか考えずとりあえずやってみると楽しく生きれそうだし、行動範囲も広がりそう。

意味を考えずにいろいろやってみる。つい意味がないと判断したらやる必要がないと考えてしまったり、最短距離で目標に到達できるものを探したりしてしまうけど、かえって効率悪いことが多々あると思ったし、視野が狭くなってしまう原因になると思いました。

 

 

 

 

 

 

それから、目をつぶって外の音を聞いて、サウンドスケープを味わうこともしました。

目をつぶって音を聞いてみると身の回りにはたくさんの音がありました。

雨のしずくが葉っぱにしたたれ落ちる音、風の音、横断歩道の音、人の話し声、工事の音、服と服がすれる音、椅子がきしむ音etc

こんな音を聞いているとなんか分からないけど気持ちがリラックスして。もっと静かに聞いていたい、、となりました。

身の回りにこんなにたくさんの音があるのに普段は気に掛けることがありません。

この日の行き道にどれだけの音が私の耳を通過したでしょうか

耳を澄まして雨の音を聞いて、たくさんの音を拾っていたら、憂鬱にならずに土砂降りの雨をも楽しみながら来れたかもしれません。西田先生は雨が降ったら雨の音が楽しめるから楽しくなるらしい。

 

雨=厄介、外出たくない、嫌い

の固定概念が生まれていると思うけど、雨が楽しめるようになったらどんな天気でも楽しみ見つけれて人生楽しくなりそう!

 

 

それからペアになって目をつぶりながら歩いてみました。

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これが見た目以上に怖くて!!

誘導してるときはみんなが騒いでる意味が分からなかったけど、やったらわかる怖いやつ。何が怖いって、見えない恐怖はもちろんだけど、一歩踏み出すごとに足に伝わる感覚や音が目を開けてる時より鋭く伝わってきて、踏み心地が変わった時のなにこの道大丈夫?!となるんです。

これって普段目に見えるものにどれだけ影響されているかわかりますよね。

見えているものだけを見ようとするんじゃなくて視覚以外の感覚で感じてみたり、見えているものを疑ってみたりすると気づきの広がりが出てくるんじゃないかなと思いました。

ちょっとした意識の変化だけど、これが人生の濃度の差になるんじゃないかと思うわけです。凝り固まった考えを捨てて新しい考えを取り入れることができる人って、一見関係ないようなものもつなげて、「ああ、これってこういう見方もできるな、あれと似てるな」とか言って知識とか考えの幅が広がると思うから。

固定概念を壊すアンラーンはとっても大事。

 

 

 

 

 

 

前期のゼミで哲学、旅、文学、音楽と教養に触れてみて、どれも直接何かに使えるかって言ったら使えないと思うけど、教養は人生を豊かにする材料だなと思いました。

これまで自分になかった考え方や視野を広げる大切さを学べました。

実際に今までならスルーしていたようなことに目が向いてちょっと立ち止まって考えてみたり、映画を見ても得るものが増えたと思いました。(映画のことは夏休み中にブログで書きたいな)

これから就活が始まるけど、ただ就職先を決めるものとして捉えるのではなく、もっと広い視野で見て、教養のように人生を豊かにする何かを得ることが出来たらいいなと思います。

 

音楽聞いてたら踊りたくなって終わるようで終わらなかったブログでした。

おしまい。