みあげしのブログ

世間知らずが世間を知るまで

UXデザインとその他もろもろ

こんにちは。昨日は歴史的豪雨で福岡県内は混乱していましたが皆様無事でしょうか?💦

まだ土砂崩れの危険や交通機関の遅延運休があるみたいなので気をつけましょう( ; ; )

 

さて!今日ある予定だったTOEICが中止になってしまったのでここぞとばかりに書かせてもらいます。遅くなりました、第1回ゼミ活動ブログ。

 

初めてのゼミ活動ということで、森田先生からこれからのゼミ活動で使う基礎知識を教えて頂きました。

その中で1番印象に残った話題についてまとめたいと思います。

 

まず、そもそも論

UXデザインって知ってますか??

私はゼミの活動でUXデザインの教科書を使うって聞いた時に、

UXデザインってなんだ。知らないやばいぞ。

となり調べてたからこの講義の時は知ってました〜〜(ドヤ)  (知ってて当たり前の人もいますよねすみません)

UXとはユーザーエクスペリエンス(user experience)の略で

UXデザインはどのような体験をしてもらうか計画することを言います。

 

このUXデザインが結構大事なのです!

それはなぜかと言うと、、

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昔はより優れた機能や新しい機能を付けてモノを作りサービスを提供していました。モノが先行していて、こんな便利な機能が付いてたら売れるだろう!といって売る

モノ中心の考え G-Dロジックでした。

イメージとしてはまずモノとサービスが別の単体で存在していて、

モノ(モノ自体に価値が含包されている)がバーンって売られて、それが良いと思った顧客がお金を払って買って企業と顧客の価値交換が行われるといった感じです。

この例が合っているかは分かりませんが、私の母がよくエアコンのお掃除ロボ機能、いらないんだよね〜と言います。

なぜかというと、、

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※不適切な絵文字がありますが見なかったことにしてください🙇‍♂️

この1つの質問で愚痴の数々🤷🏼‍♀️

私は企業の勝手な機能の押し売りでユーザーの事を考えてない、つまりGDロジックで考えられているからこんな事が起きてしまうのではないかと思いました。

 

それが今は変わってきていて、ユーザー(顧客)の気持ちや要望、体験を聞いたりして、その問題を解決できるサービスを考え、モノを作り出す

という、ユーザー中心の考えになってきているのです!ここで使われるのがUXデザインなのです✏︎

 

また昔はG-Dロジックで考えられていましたが、今はS-Dロジックという考え方が主流です。

S-Dロジックではモノとサービスを一体化して考えます。

モノはサービスを構成している一要素であり、

価値を創造するのはユーザーなのです。

サービスは顧客が利用することで初めて価値(使用価値や経験価値)を生み出す商品のことを指します。

つまり!しつこいですが、同じ商品でも顧客によって価値が異なるということです!

 

説明ばかりじゃ難しいので例を挙げてみます☑︎

 

皆さんiPhoneAndroid持ってますよね?

その商品を購入すること自体はGDLです。商品を買うことで企業と価値交換をしているからです。

でも皆さん。そもそも何でiPhoneAndroidを買うんですか??

iPhoneAndroid買ったら皆さん何をしますか??ラインやインスタグラム、ゲームや音楽のアプリ等を入れますよね??

はい、使用価値がうまれました。

iPhoneAndroid買ったらしばらく使いますね。写真や動画、アプリ内の情報など沢山溜まっていきますね。はい、経験価値がうまれました。

このように、iPhoneAndroidそのものに価値があるというより(もちろんモノ自体にも価値はあるが)ユーザー自身がより便利に快適に使おうとすることで価値が増幅していると考えられるのです!

SDLの良いところは本質的な価値を発見できるところにあると思います。

 

SDLの良さを語るのに熱が入ってUXデザインの話から逸れてしまいましたが、この考え方にUXデザインの力は必要不可欠です!

例えばアプリ内で

この位置にボタンがあると分かりにくいんだよね〜

料理しながら見るのにこの文字の大きさじゃ見にくいしスクロールも手が汚れてるからしたくないんよ〜

などといった意見があったとします。

または企業内で観察を通して発見したりしたとします。

ユーザー中心に考えると、

ユーザーは何でこの位置にボタンがあったら分かりにくいのか、なぜ不便と思ったのか、とエラーの原因を考え、

ユーザーはこうしたら分かりやすくなるんじゃないか、便利になるんじゃないか、とエラーの

解決策を見つける事ができ、問題の本質を突いて良質なサービスを提供する事ができるのです☺︎

そして結果、前に説明した使用価値や経験価値の創出に貢献することになるのです(^O^)

 

と簡単に言いますけど、UXを考えるのってかなり難しい、、と2回のワークショップで痛感しました( ; ; )

ついモノがどうだからこうしようああしよう

と考えてしまいます。

ユーザーを主語に考えるには、やはり本気で自分がユーザー自身になりきらないといけないし、あるいはユーザー本人の意見を聞いたりユーザーの行動を丁寧に観察したり質問したりしなくてはいけません。

物事の本質を見抜くには後者の力を養わなければなりません。

やはり観察や良質な質問を出来るようになることがこれからの課題だなと思いました。

 

*まとめ*

GDL(グッズドミナントロジック)

・モノ中心の考え方

・企業の顧客の価値交換

SDL(サービスドミナントロジック)

・ヒト中心の考え方

・価値の提案

・今の時代こっちが大事!

UXデザイン

・どのような経験をしてもらうか計画すること

・ユーザーの経験が必要

・導くより促す!

 

その他

・モノ主語よりヒト主語で考えることで問題の核心に迫ることができる!

→そのためには観察と質問が大切(IKEAの丼:ユーザーの食事場所の変化に気づいて作られた)

 

おしまい!