ミズノさんへのプレゼンを終えて
こんにちは。
今日はペルソナの作成からプレゼン、親睦会までのことを書きたいと思います。
先に言っておきます。頭おかしくなるくらい長いです。
まずペルソナを作ったお話。
ゼミでペルソナを二体同時に作っていたのですが作り終わらず、他のグループと比べてかなり遅れていたので、焦りがマックスで放課後に図書館のグループ学習室を予約して集まり、合計4体のペルソナを作りました。
(余談ですが、福大図書館のグループ学習室はタダで使えて、ホワイトボードもあっておススメです⭐︎)
観察する上で最も多かったペルソナは仲間のグローブと被りたくない、目立ちたがりの中学3年男子です。
また、グローブを買う人にも2種類の人がいると考え、高校でポジションが定着して本格的に野球に向き合おうと決意し、オーダーグラブを買いに来た真面目な野球一筋系男子を作りました。
そして、修理にくる人を追い込まれてからしか動けない面倒くさがりな高校生として作り、
消耗品を買いに来る人を息子の野球を応援する子供思いのお母さんとして作りました。
前のブログでも書きましたが、同じグローブを買う人でも、買う人それぞれ生活環境や性格も違います。その為、グローブを買う人から生まれた本質的欲求が複数発見できても、1人から複数生まれるのではなく、お客さん1人からひとつずつうまれていたりするのです。
説明難しいけど、、
だからグローブを買いに来る人だけで2人ペルソナを作るのは必要だと思いました。
そしてKA法も同時に行い、お客さんが野球工房に来た際の行動事象の裏にある本当の価値をまとめました。
まとめ方ヘタクソで後悔、、。
ランニングショップグループのKA法の模造紙が綺麗でした⭐︎
これは特に困ったことはなく進みましたが、
最後にペルソナとKA法でまとめた価値を照らし合わせて、ペルソナが価値を達成できているかどうか、◎◯×をつけてみました。
すると、、
、、、正直。正直!
こうなる予感はペルソナを作る時からしてました。皆でこれ絶対❌でらんよね、どうする?考えに考えた結果、、
もはや野球工房さんは新サービスを提案してもいいかもね、ということになりました。
まず、今野球工房に来てくれている主なペルソナを振り返り、やはりメインの顧客は中高生男子だと確認しました。
そこの顧客にはもう満足してもらえてるから、既存顧客は置いといて、新規顧客を創造しようとなりました。
初めに目をつけた新規顧客のターゲットは
小学生低学年でした。
既存顧客はリピーターが多いことからリピーターにする人を増やそうと思い、小学生低学年を狙いました。
でも話していくうちに小学生低学年はまだこだわりがないから量販店で買うことが多いのではないか、ということになりました。
そこで、次に目をつけたのが
小学年高学年から中学生です。
私たちのなかで、
野球工房に来てくれさえすれば価値は分かってもらえてリピーターになってくれる
という強い考えがありました。
なのでまず知ってもらうことが大事だと思ったのです。
考えていくうちにraphaのRCCというサービスに出会いました。
皆さん、raphaという会社は知っていますか?
上手く説明できないので載せておきます、、
The World’s Finest Cycling Clothing and Accessories. | Rapha Site
とにかく、raphaのビジネスをお手本にサービスを作ることになりました。
このコミュニティ作りを考えていくうちに、監督に目をつけようとなりました。
監督やチームメイトから紹介してもらって野球工房に来る人は多かったので、好都合だと考えました。
問題はもう1つあって、それは店員さんが2人しかいらっしゃらないことです。
だから自分たちが動かなくても勝手に野球工房が広がってくれればいいなと考えていました。
野球工房の課長さん、杉原さんから一番初めにお話を聞いたときに、
野球工房を九州の野球の聖地にしたい
と仰っていました。
それを実現できるサービスを作りたかったのです。
メガヒット編集者、佐渡島庸平さんの「幸せになるためのコミュニティ」の作り方|Career Supli
この記事を読んで、
コミュニティは安心安全を確保すると自走する
という言葉を元に、会員の人しか見れないサイト(会員費有料)を作ったりチームはチームの情報を公開をしたり等して、安心安全を確保し、試合や練習の相手の募集を呼びかけられるページを作り、人と場所の提供をしようと考えました。
サイト内で勝手に繋がってもらおうと思いました。
他にも試合で使う球場代の負担
新作バットをいち早く試すことができ、気に入れば安く購入できる
などメリットを付け足しました。
よし良いんじゃないか!
希望が見えたように思いました。が、、
先生に見ていただくと
そのコミュニティにどんな意味や意義、めりっとがあるのか、ぜひ所属したいと思えるのか、考えてみて
と言われました。
よくよく考えると自分たちのサービスの押し売りでこのサービスが必要とされているかは疑問が残ってしまいました。
あーー本当にこの時は絶望だった、、
美容室で一人で泣きそうになってた
新サービス作るのはとてつもなく難しい〜〜😭😭
発表まで2日しかなく、その2日は集まれなかったので急遽話し合いの場を設けたけど何も浮かばず、もうこれ間に合わんと思いました。
何がよくて何が問題だった?時間はもう少ししかなかったけど、ここで妥協したくない、最後まで粘ってもっといい案にしたいという思いでみんなの手持ちを全てを出し切った結果、選ばれたのはフェイスブックでした。
フェイスブックは無料でお金もかからないし、鍵垢にできるし紹介も出来るから安全で勝手に広げることができます。
最終的に球場代負担や新作バットの提供もやめて、フォロー内での情報共有と野球工房もイベントをしてもらってお店をアピールしてもらうことに落ち着きました。
その場の収益は見込めませんが、広がることで将来的な収益は見込めるのではないかと思います。
実はfacebookという言葉は話し合いの時に出ていたのですが、立ち消えてしまった原因は
私自身のfacebookへの知識不足と
その場の収益と広がることを同時にできることを考えていたからだと思います。
発表はプレゼンはぶっつけ本番、ディスカッションで話すプレゼンのような内容も考えておらず、太宰ゼミよりバタバタしてるのが目立ったと思いますが、良かったと思うのは
ディスカッションの時に、立って話を聞いて頂いたので凄く距離が近くなり、しっかり対話をすることができたことです。
そしてサービスを考えていた時に本気で、本気で考えていたから、なぜ最終的にこういうサービスになったのか、という経緯が物凄く頭の中に入ってて、自分でもビックリするほど企業の方の前でペラペラ話せちゃいました。
誰が話してもいいスタイルで話そうと決めていたのですが、初めて他の人の話に補充をして話し出すときは汗をかいて、体温が一気に上がって赤面したのが自分で分かりました。でもそれからは慣れてきて沢山お話出来ました。
私たちが考えた案はダメだしをされず、凄く前向きに詳細な実施方法まで聞いてくださって、やってみたいと言ってくださったので、凄く嬉しかったです。考えた甲斐がありました。
太宰ゼミは用意周到で、堂々としていて、何だか圧倒されました。野球工房チームの女子が来ているという情報は驚きましたが、やはり中高生男子が多いのは同じ結果でした。
最後に親睦会で印象に残ったことは、
いや〜〜東京に出たが良い!!
と何度も言われたことです😂笑
一年とか短期間でいいから一回東京で1人になった方が良いらしいです。
東京は福岡と比べ物にならないくらい情報も多いし、活発な人が多いしそういう意識が高い人が集まってるし、満員電車に飲みこまれて大変な思いをしたり一人暮らしをしたら福岡の良さや家族のありがたさを感じることができるから、ということです。
私は1人になったことがないし、親から離れるとか考えてなかったからえーーとなりましたが、うーん確かに自分は人より自立できてないし、刺激的な生活ができるのは間違いないだろうなと思いました。
でも東京は〜〜😞😞
まだどこに就職するか分からないけど、
最初の森田先生との面談で
福岡がいいから福岡だけしか考えない
じゃなくて、
東京とか行こうと思えば出来るけど、私はこういうわけで福岡を選んだんです
くらいの余裕ができるくらいになれるといいね
という言葉を頂いたのを思い出しました。
まだ余裕はないけど、そのくらいの余裕ある人間になりたいです。
今回のプロジェクトは自分の価値を高めてくれるいい経験になったと思います!
部活ぶりにこんなに全力で取り組めたと思います!参加して良かったです!
今回のプロジェクトに協力してくださった皆さん、3ヶ月間ありがとうございました!